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アイテム詳細
1.つめたい部屋の世界地図
2.あどけない君のしぐさ
3.東へ西へ
4.かんかん照り
5.白いカーネーション
6.夜のバス
7.神無月にかこまれて
8.夏まつり
9.紙飛行機
10.たいくつ
11.能古島の片想い
12.帰郷(危篤電報を受け取って)
おすすめ度:
弾き語りできる曲が満載
陽水のアルバムの中でもっともフォークなアルバムで、弾き語りにもってこいの曲ばかりです。
しかも名曲揃い。
これを聴いて、数年間押入れに眠っていたギターをまたひっぱり出してみませんか?
青春の切なさが伝わってきます。
陽水のセカンド・アルバムなんですが、青春の切なさを感じるアルバムです。当時としては、典型的なフォーク・ソングだったと思います。
「東へ西へ」「夏まつり」「紙飛行機」は、当時の陽水の定番でした。「神無月にかこまれて」は、何度もレコードを聴いて、ギター・コピーをしていましたが、陽水の打つビート〜叩きつけるギターが本当に心地よい感じでした。
「能古島の片想い」は、福岡のご当地ソングで、静かな人気でした。僕もカラオケでは、今でもこの曲を歌うことがあります。
72年にリリースされていますから、吉田拓郎にやや遅れてはいるものの、フォーク・ソングが絶頂に向かいつつある頃のアルバムです。
個人的な思い出になるけれど
一昔、まだカラオケといえばレーザーカラオケ主体で
妙な小芝居が展開されてる中を歌っていたころのお話。
東へ西へを選択し、歌っていたらレーザーカラオケによる
その場面は人は登場せず、何のドラマも展開せず
ただひたすら大都会の場面場面が繰り広げられてた。
詩のとおりに映像を展開すればとりあえず良いのだろうけど、
この東へ西へを撮った監督さんはただ大都会の映像を納めていた。
わたしは、その映像がかなり衝撃でした。
このアルバムには「いろんな場面」があります。
叙情的なものも多いのですが、そんな中にふっと無機質に叙事的な
「何か」が潜んでいる、そんな感覚を味わいました。
個人的に東へ西へのホーンアレンジとベース(高中正義が弾いている!)
終わると見せかけて終わらない夜のバス、切ない歌なのにどこかしら
ゆったりした能古島の片想い、そして悲しすぎて心が空っぽになった
かのような帰郷(危篤電報を受け取って)を特に押します。
どこへ流れてゆく天の川 渡る船のような流れ星
僕の二つの目で見えるもの 全部流せ、流せ 天の川
もうすぐだね 君の家まで
何度でも聴ける名盤!!
・・・はるかな はるかな みしらぬ国へ・・・で始まる『つめたい部屋の世界地図』から・・・もう すぐだね 君の家まで・・・で終わる『帰郷(危篤電報を受け取って)』まで全十二曲、どれをとっても名曲ぞろいのこのアルバム。汲めど尽きせぬ才能の泉に陽水自身が浸っていたこの頃の曲からは、今聴いても古さや物足りなさなど微塵も感じない。
中でも本木雅弘や町田康によってもカバーされた『東へ西へ』の中にあるこんなフレーズ、「電車は今日もスシヅメのびる線路が拍車をかける 満員 いつも満員 床にたおれた老婆が笑う」今の日本のヒットチャートをにぎわせている人達の中で、誰がこんな詞を書ける?誰がこんな歌を歌いこなせる?前作の『断絶』に収録されている『傘がない』には、NHKの番組の中でUAが披露した素晴らしいカバー曲があるけれども、この『東へ西へ』を歌いこなせる歌手がどこにいる?モックンは問題外だった。町田康も今一歩という感じだった。この歌を歌いこなせるのは陽水しかいないのである。
この『東へ西へ』以外にも『かんかん照り』『夏祭り』『能古島の片思い』など、陽水の陽水による陽水にしか歌いこなせない曲がぎっしりのこのアルバム。陽水にしかできないという意味では、もしかしたら井上陽水がこれまでに出したアルバムの中で最高の一枚かもしれない。
2枚目にして才能完全開花。
陽水の2ndアルバム。 「この頃はいくらでも曲が作れた。」と後年本人が語っていた通り、心に浮かんで来るままをぶつけて作ったような大胆な曲展開および歌詞が異彩を放つ。
「満員電車の床に倒れた老婆が笑う」(東へ西へ)「帽子を忘れた子供が直射日光にやられて死んだ」(かんかん照り)など1stアルバムにはまだ無かった陽水独自のシュールな世界も芽生え始め、逆に後年には数少なくなる、青春を感じさせるラブ・ソングも健在。 自分は陽水のアルバムはほとんど全て所持しているけど、最近聴き返してみて最も凄みを感じるのは実は初期で、中でもこの「センチメンタル」がNO.1ではないかと思っている。
